VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

世界が認める日本人ピアニスト原田英代

イメージ 1


驚くべき力強さとしなやかさを持つ実力派ピアニスト、原田英代。活動の拠点をヨーロッパにおき高い評価を受けています。前作「チャイコフスキー:四季/ラフマニノフコレッリの主題による変奏曲」(AU92569)は、英グラモフォン誌2009年4月号のレビューで大絶賛されました。
 最新アルバムはドラマティックな名曲『クライスレリアーナ』を含む、生誕200年を迎えたシューマン・プログラム。ロマンティシズムに溢れた『幻想曲』、美しいニュアンスと特有のメランコリーを持った『アラベスク』、そして『クライスレリアーナ』。全8曲からなるクライスレリアーナは、E.T.A.ホフマンの小説に登場する「楽長クライスラー」から取ったタイトル。文学を音楽的に表現した傑作です。
 過度な感傷的表現を避けシューマンの情念的な部分を見事に表した演奏。ピアノの美感を最大限に利用したペダリングによって生み出される精緻な色彩表現、揺れる感情、原田英代の底知れぬパワーを感じさせる1枚です。(キングインターナショナル)



【収録情報】
シューマン
幻想曲ハ長調Op.17
クライスレリアーナOp.16
アラベスクOp.18
 原田英代(ピアノ)

 録音時期:2009年6月16-18日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【原田英代プロフィール】
東京藝術大学卒業。同大学院修了。モスクワ音楽院でメルジャーノフの愛弟子として研鑚をつむ。ジュネーブ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコンクール第1位、ウィーン現代音楽コンクール第2位など、華々しい受賞歴を持つ。これまでにN響、読響、トリノ放送響など国内外の主要オーケストラとの共演、音楽祭への参加している。(キングインターナショナル)



世界で活躍するのはイチロー浅田真央らスポーツ選手ばかりではありませんね。この原田英代も欧州で高い評価を得る日本人ピアニストです。先日紹介した河村尚子ショパンと同じ録音場所のようですね。プレイのみならず響きなど録音の比較も面白そうです。
最安値はまたしてもAMAZON.UK、JPでは現在のところ取り扱いは無い模様。
国内はHMVで入手可能です。ドイツのAudite レーベルからのリリースです