トッド・ラングレン「サムシング/エニシング」
2枚組ですが、SACDはディスク1に25曲全部入っていて、CD層は2枚に分かれている(なのでディスク2は通常CD)
という珍しい形態。出来ればSACDも2枚組に分けて欲しかったな、と。。さすがに一気に聴くのはキツイ。
ともあれ流石の名盤。25曲全部名曲と言って良い極上メロディの目白押し。息子(1歳7か月)も踊りだします。
ケヴィン・グレイによるオリジナル・アナログ・マスターテープに忠実な最小限のリマスターの模様。分離が良く、温かみがあり、深み、明瞭さがありますが、派手にいじってない分「高音質でござい!」感はないので、好みは分かれるかも知れませんが、私は好きです。マイナー再発レーベルですので、輸送コスト等の問題でしょうが、ちょっと高いのが・・
表現力のある素晴らしいピアニスト、ピリスをもっとSACDで聴きたいものです。
同じDSD録音でもLSOとは違う、ホール全体の響きを捉えた録音で、ぱっと聴きオケが遠めに感じますが、各楽器の美しい音色が上品に響き、引き込まれます。ボリュームを上げるとその良さがより広がります。私はこの録音大好きです。
全てのアルバムで、というわけでは無いですが、優秀な録音のDSD録音の音色はやはり絶品。
こちらはPCMですが、録音が素晴らしい。分離が良く、BISらしい抜けの良さ。あたかもホールで鑑賞してるかの様。妻がTVを観たがってるのにプレイヤーを止める気になりません(我が家は19時からはTVタイム・・)
現在、マルチは聴けずステレオのみの鑑賞ですが、やはりマルチでも聴きたい・・本領発揮はマルチチャンネルのアルバムも多くありますし、片手落ち感は否めない。。