「新しい音楽~国々のハーモニー1500-1700年」 ジョルディ・サヴァール エスペリオンXXI
ALIA VOXからジョルディ・サヴァールの新録音です。今回はヴィオラダガンバ(ヴィオール)のみ、またはヴィオラダガンバを中心とするアンサンブルによる作品との事!ヴィオラダガンバが一番好きな楽器である私にとって歓喜であります。
古楽界の鬼才ジョルディ・サヴァール最新盤は、ヴィオールのみ、またはヴィオールを中心とするアンサンブルによる、1500~1700年のコンソート・ミュージック集。
ロンドン、ヴェネツィア、ローマ、ヴェルサイユ、マドリードなど、ヨーロッパで隆盛を誇った宮廷では、すぐれたコンソート音楽(当時「新しい音楽」と呼ばれることも)が多数生みだされました。このアルバムで、サヴァールが一躍有名となったヴィオラ・ダ・ガンバの音楽の魅力をあらためて知るとともに、その音楽の多様性におどろかされる1枚となっています。 サヴァールは、2018年11月に来日が予定されており、ますます目が離せません。(輸入元情報)
【収録情報】
新しい音楽~国々のハーモニー 1500-1700年
[1500年 ヴェネツィアの舞曲]
● 作曲者不詳:ニ調のパヴァーヌ - 伝統的なガイヤルド、トデスコ、サルタレッロ
[1540年 ムジカ・ノヴァ]
● ヒエロニムス・パラボスコ:リチェルカーレ第14番「ダ・パーチェム」
[1589年 リチェルカーレ&カプリッチョ]
● ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カプリッチョ第5番
● アンドレア・ガブリエーリ:リチェルカーレ第7番
[1612年 エリザベス朝&ジャコバンのコンソート・ミュージック]
● ジョン・ダウランド:涙のパヴァーヌ、デンマーク王のガイヤルド
● オルランド・ギボンズ:イン・ノミネ(4声)
● ウィリアム・ブレード:スコットランドの舞曲
[1621年 Ludi Musici(音楽の道)]
● サミュエル・シャイト:パドヴァ第5番、悲しみのクーラント、アルマンド第16番、戦いのガイヤルド第21番
[1644年 CORONA MELODICA]
● ビアジョ・マリーニ:パッサカリア(4声)
[1673年 LA CETRA]
● ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第7番
[1680年 ルイ14世の宮廷のヴィオール・コンセール]
● シャルパンティエ:4つのヴィオールのためのコンセール(H.545)
[1680-1700年 イベリアのフォリア&舞曲]
● ペドロ・デ・アラウホ:第1 旋法によるコンソナンシアス
● ペドロ・デ・サン・ロレンツォ:フォリア
● ホアン・カバニリェス:イタリア風コレンテ
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ) エスペリオンXXI フィリップ・ピエルロ、セルジ・カサデムント、ロレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ) グザヴィエ・プエルタス(ヴァイオリン) グザビエ・ディアス=ラトーレ、エンリケ・ソリニス(テオルボ、ギター) ペドロ・エステヴァン(打楽器)
録音時期:2017年4月6,7日 録音場所:カタルーニャ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
ヴィオラダガンバの魅力を味わえる推薦盤(ALIA VOX以外)
The Spirit of GAMBO Amazon
ベルギーのギャラクシースタジオ録音
ガンバ奏者シモーネ・エッケルトの濃い音色が味わえます。