VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

セント・ポール大聖堂のオルガニスト! 「B-A-C-H」の主題による様々なオルガン作品集

B-A-C-H - モティーフの解剖学
サイモン・ジョンソン

タワーレコード

Amazon

Chandos

セント・ポール大聖堂オルガニスト、サイモン・ジョンソンがその知識と洞察力を駆使して作り上げた、B-A-C-Hの主題によるオルガン作品集! 2008年から2021年まで10年以上にわたって同大聖堂の音楽監督補佐を務めたジョンソンならではの、楽器の並外れた能力を示すプログラム!
バッハ(Bach)という名はbナチュラルの音を表す「h」を含んだ4つの音名から構成されており、B-A-C-Hの配列のままに演奏すると、半音下がった2つのペアからなるエレガントなフレーズができあがります。この旋律的な配列の音楽的可能性については、ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748)が編集した『音楽事典 Musicalisches Lexicon』(1732年出版)の中に早くも記載があり、バッハ自身のみならず、後世のさまざまな作曲家のインスピレーションの源になってきました。本アルバムでは各ディスクの冒頭にバッハ自身の輝かしい作例として《フーガの技法》からの「コントラプンクトゥスXIV」(スイスのオルガニスト、ライオネル・ロッグが完成させたもの)と、《音楽の捧げもの》からの精緻な「6声のリチェルカーレ」を配置し、続けてメンデルスゾーンからレーガー、カルク=エーレルトに至るまで、バッハから大きな影響を受けた19世紀生まれの作曲家たちの多彩な作例を紹介しています。Chandosの技術チームによるセント・ポール大聖堂の独特な音響の再現にもご注目ください。
東京エムプラス

【曲目】
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080よりコントラプンクトゥスXIV(4声の未完のフーガ)、音楽の捧げもの BWV 1079より6声のリチェルカーレ
メンデルスゾーン: J.S.バッハのコラール《おお、血と傷にまみれし御頭よ》によるソナタ ニ短調(ルドルフ・ルッツによる補筆完成版)
シューマン:バッハの名による6つのフーガ Op.60
ブラームス:フーガ 変イ短調 WoO 8
リスト:B-A-C-Hの主題による前奏曲とフーガ S 260
レーガー:B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ Op.46
ジークフリート・カルク=エーレルト:B-A-C-Hによるパッサカリアとフーガ Op.150

【演奏】
サイモン・ジョンソン(オルガン)

【録音】
2021年5月&6月
セント・ポール大聖堂(イギリス、ロンドン)

 

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com

vivasacd.hatenablog.com