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SACDに特化した偏屈ブログ

2020年ベートーヴェン生誕250年記念リリース。 注目の指揮者トレヴィーノによる交響曲全曲を5枚組SACDハイブリッドで!

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ベートーヴェン: 交響曲全集 ロベルト・トレヴィーノ 、 マルメ交響楽団

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タワーレコード

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【2019年10月、スウェーデンのマルメで開催された"ベートーヴェン・フェスティヴァル"ライヴ!】

タクトを執るのは2019年9月にマルメ交響楽団の首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。
30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。
古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、
ベートーヴェンにおいてもマルメ交響楽団から精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。
これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。

トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。
古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。
ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、
第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。
各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。
とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。
第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。

ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。
ナクソス・ジャパン

ベートーヴェン交響曲全集

Disc1
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36

Disc2
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
交響曲第4番変ロ長調 Op.60

Disc3
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

Disc4
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93

Disc5
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

【第9番のソリスト、コーラス】
 ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
 クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)
 トゥオマス・カタヤラ(テノール
 デレク・ウェルトン(バス)
 MSOフェスティヴァル・コーラス

 マルメ交響楽団
 ロバート・トレヴィーノ(指揮)

 録音時期:2019年10月
 録音場所:Konserthus, Malmo, Sweden
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Ondine

classicalcd.la.coocan.jp

 

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